2/24 富山県学童スキー選手権 3,4年、5,6年の部

年に一度の富山県の小学生の最高峰の試合です。3,4年、5,6年の部は第1ロマンスリフトの終点がスタートで、ラップで46秒のコース(昨年のインターハイで使われたコースを少し短くした部分)、それが終わるとスタート台を下げて1,2年の部が行われます。

まず3,4年女子の部で同じクラブに所属しKANAのことを「チビKANAちゃん」とかわいがってくれるIBAKANAちゃんが優勝を決めました。この子の滑りはいつも気持ちがこもっていて急斜面を果敢に降りていきました。

5,6年男子の部、YUYAは気持ちのこもった滑りをしてくれるのか、Mコーチと一緒にスタート地点から見てました。この男はスキーの試合でスタート台に立っても一度も緊張したことがないそうです(普通は私を含めてスタート台での緊張感が好きで競技を続けている人が多い)。今までは前日や当日の朝から気合を入れるアドバイスを一生懸命していましたが、まさに馬の耳に念仏、のれんに腕押しだということがわかったので、父はこの頃からスタートの直前に気合が入るような一言だけをアドバイスするようにしました。スタート直後の急斜面の滑りは…Mコーチと顔を見合わせ、二人そろって「いいんじゃない?」と納得しました。

うちなんかは最高峰の大会で少しでもいい順位で、程度の目標ですが、優勝を目指す子供、親たちの目の色は違います。5,6年男子は昨年から本命視されていたKK選手が、直前の試合での不調、不安を克服して優勝し、ご両親は本当に喜んでおられました。一方YUYAと同じクラブで仲良しのTAKERUは賞状に手が届く実力がありながらゴール前の斜面でバランスを崩し失速しました。これがスキー競技の怖いところです。

さてスタート台が下げられていよいよ1,2年女子の部、KANAの出番になりました。