KANAのグローブ

スキーはマテリアルのスポーツと言われています。どこのメーカーの板がよいとか、ブーツはずっとラングがよかったのにアトミックブーツが台頭してきて…など、道具選びに熱心にならざるを得ません。父は毎年3月から4月になるとスキー試乗会「命」になっていた時期もありました。

それに比べると野球のグローブ選びはあっさりしていると感じます。やっぱり道具より腕の占める部分が大きいからでしょうか。

YUYAがファーストをやると決まった時に、素人の親としてできることはいいミットを選んでやることぐらいか、と思いネットでいろいろと勉強しました。「久保田スラッガーの革は息づいています」などというコピーを見つけたものですから、久保田スラッガーってすごいんだと洗脳されてしまい、これをYUYAに買いました。道具が良くても6年生の最初の頃はポロポロ落としていましたが…

今シーズンの初めにはKANAに久保田スラッガーの一番小さなモデルを買うつもりでいましたが、太陽スポーツでためしにはめてみたところ、幅が広くて湯もみ型付けをしてもとてもチビのKANAの手に合うとは思えませんでした。幼児並みの手、力が弱い、など色々考えた結果、ミズノの幼児用の豚革のモデルを買いました。

小山内選手にサインもしてもらいましたし、今はかなり手になじんでうまく使えているなと感じますが、豚革のためか写真でごらんのとおりところどころ表面がぼろぼろになってきました。やっぱり来年用にまたグローブを買わんなんな、とスキーで培った道具選びマニアの父は意気込むのでした。