2/14 夢の平ジャイアントスラローム大会 その2

父は福井県に泊まりに行っていました。このため前日夜遅くに帰宅して当日朝早く出発したKANAのスキーに対して、いつものようにホットワクシングをすることはできません。夢の平で合流した父は、仕方なく前日レースのみに使用した板の上にリキッドワックスを塗りました。ベストではないもののこれで滑るはずと信じていましたが…
通常レース前に最後に塗るいわゆるスタートワックスというのはすばらしく滑るのですが、持ちが悪いためにスタート地点で一生懸命塗りこんでスタート直前まで少しでも雪に触れさせないようにしている選手がほとんどです。しかしうちが使用するリキッドワックスは、持ちはいいものの分厚く塗りすぎると最初滑らずにあとから滑るようになる欠点があります。いつもは少し距離を滑ってからスタート地点に行くようにしているのですが、今回はリフト降り場がそのままスタートです。KANAと一緒にスタート地点にリフトで上がるときに、途中で降りて1本滑ったほうがいいかなと考えたものの、まあいいかとそのままスタート地点に上がってしまいました。
父は途中でビデオを撮っていたのですが、KANAの滑りはいまひとつ。レース後KANAは「板ぜんぜん滑らんかった…。」タイムが出なかったのを全部ワックスのせいにするつもりではないのですが、緩斜面主体のコースで選手自体が板が滑らないと感じる様なワクシングではダメでしょう。
親として子供がいいタイムを出す手助けをできるのは、いいワクシングをして滑る板を仕上げてやることなのに、足を引っ張ってしまうとは…。ちょっと落ち込みました(涙)。