5人家族最後の日

長兄、次兄、末娘KANAと5人家族として約11年を過ごしてきましたが、今日長兄は大学に入学するために富山を離れます。今後帰省してくることはあっても基本的には4人の生活となり、5人そろって暮らすということはもうありません。
野球やスキーのクラブに入ってスポーツに打ち込むによって、「一つのことに対して頑張るとはどういうことなのか、ということを学んでほしい」、これが子供たちに対する思いであって、これまで我々両親は一生懸命サポートしてきたつもりです。そういう意味では長兄は受験を含めて頑張るということには程遠い状態でした。目標としていたところにはすべて届かず、父に言わせるとセンター試験で宝くじに当たったように偶然いい点数をとれたたった1教科のおかげで、たまたま合格することができただけでした。
ただ、クラブに入っていたおかげで人と接するときなどの態度は本当に成長させていただいたと感じています。
上記のことを昨晩メッセージとして伝えました。1,2年前は反発するばかりでしたが、少しはわかってくれたように思いますし、今すぐは理解できなくても今後いろいろなことを経験した時に、何かの拍子でこういうことなのかと感じてくれると信じています。
次兄やKANAになにかを伝えることができる残された期間は、長いようで短いです。