桑田真澄投手の講演を聴く

以前も桑田真澄投手について書きました。その時のエントリーはこちら
http://d.hatena.ne.jp/hfji4198/
今回は父が出張に行った先で、桑田真澄投手の講演を聴くことができました。タイトルは「試練が人を磨く」


桑田投手は実力が10段階だとすると自分は6くらいで、あとは努力による運と縁とツキでやってきたと言っておられました。内容は本当に素晴らしいもので、KANAに聞かせたかったほど。
その中で野球肘に関するような部分だけ抜粋して書きます。


・野球は素晴らしいスポーツであるが、反面残酷なスポーツ
選手として大成すればいいけど、成績を残せなくてはやめていかなくてはいけない。小学生にも当てはまりますね。野球肘など故障で休むとチーム内に居場所がなくなってしまう、だから…

・大人は練習させるのも大事だけど、やめさせるのも大事
痛みがあったり故障している選手に対して、監督コーチの立場から試合に勝ちたいがためだけ練習や試合出場を続けさせることと表わしていると思います。


最近は小学生のチームから独立リーグまでいろいろなところを見て回られているそうですが、本当に心が痛むことが多いと言っておられました。


「1000本ノックも200球の投げ込みもいらない」
この言葉が桑田投手の考えを端的に表していると思います。特に小学生の間はいろんなことにチャレンジして、バランスよく運動能力を鍛えていってほしいと思います。