試合に向けての気持ち

KANAは自分の力を出し切る試合のようなものとして、スキー、野球、ピアノ発表会を経験しています。この3つに関してKANA自身がどのように感じているのか、また親として客観的に見て、を交えて述べてみます。

通常我々大人になればうまくコースを滑れるか、うまく打球をさばけるか、しっかり演奏できるかなどを考えて試合前には緊張しますが、これまでKANAは「緊張せん」と言ってきました。しかし4年生になって少しは緊張というものを感じるようになってきたようです。

一番はピアノのようです。先日の発表会でも当初は緊張って何?という顔をしていたようですが、3人前からどんどん緊張してきたそうです。

二番はスキーかな。シーズン中に10試合ほどを経験しますが、少しはスタート台に立つ時にプレッシャーを感じるようになってきたようです。

野球に関しては、とにかくピッチャーとして投げている間は幸せいっぱいなようです。うまくいくかどうか、失点しないでいけるか、などという気持ちはまだ全然ないようですね。

これらは個人競技と団体競技という違いなど色々な要素がからみますが、とにかく小学4年生ではこんな考えのようです。

野球に関してはまだまだの考え方ですが、これから成長していけばフォアボールは出せん、ヒット打たれたらどうしよう、チームに申し訳ない、などという気持ちは出てくるでしょう。
なにも考えずに純粋に野球のピッチャーとしての幸せを感じている今が一番いい時かもしれません。マウンド上で泣きはじめたら野球競技者としての意識が出てきたものと考えます。その日がなるべく早く来てほしいような、でもやっぱりKANAの泣く姿は見たくないような…