4年生の野球に対する意識って

スキーは個人競技、野球は団体競技です。野球ではやはりチームとして勝利に向かっていくわけですから、プロ野球選手への個人記録がかかった時でのインタビューを見ていてもほとんどの場合チームの勝利が優先というような答えが返ってきますね。

小学4年生のKANAを見ていて、1)KANAの発言からうかがえる主観的な意識、2)KANAの行動から見える客観的な意識、の2点から野球に対する意識を分析してみました。

1)奥田ブルーウエーブとの試合後KANAに感想を聞いてみると、最初の言葉が「バットに当たってよかった。」でした。チームに対しては守備ではたった一度来たゴロをエラーし、打つほうは三振とセカンドゴロでなにも貢献できていません。チームのことより自分のことしか考えていないことがうかがえます。

2)出場する試合でピッチャーをしている時は、どんなに点をとられても落ち着いているように見えます。当初父はこれを好意的に見ていましたが、どうもピッチャーで投げている時は幸せで幸せでならないからのようで、点を取られたらどうしようという意識は全くないようです。一方バッターの時は自分がアウトになって泣く確率は8割を超えます。これらのことから、も自分のことしか考えていないと思われます。

父は試合の感想として、「チームが勝ってよかったけど、自分が貢献できなくて悔しかった。」という答えを期待していました。しかし、KANAのこういう意識ってどうなんでしょう。これから半年1年後にはちゃんとチームのことを考えていけるようになるだろう、と温かく見守るべきか、今から徹底的に意識を変えるように仕込むべきか…。