桑田投手の話からスポーツ指導者の姿について考える

昨日は午後の西田地方レンジャーズの練習が終わったあと、前から気になっていたことをやっと終わらせることができました。それはスキーシーズンが終わったあとのスキー板へのワックスがけです。恥ずかしながら1ヶ月も放置しておりました。KANAの板3本とママの板にワックスをかけて、これで安心してシーズンを終えることができます(KANAはあと1回滑る予定がありますが)。

ところで父はこのワクシングのときにいつもFM富山を聞いているのですが、土曜日の夕方5時からの番組は「サントリー サタデー ウエイティング バー Avanti」です。メインゲストは元巨人の桑田投手でした。話の内容を見たいときはこちらhttp://www.avanti-web.com/index2.htmlから入って4月24日の桑田真澄のところを見ていただければと思います。

この中から抜粋したところです。
『一流のプロ』の話
 僕が高校生の頃は「猛練習」の時代だった。でも限界を越えた練習のせいで真面目な選手ほど故障していた。生き残れるのは要領よく抜くことができる選手だけ。それじゃ真面目にやって怪我した選手が悲惨すぎる。
 僕自身は体に負担のかからないフォームをすごく考えた。変化球も投げないようにしたし、監督に「練習を3時間にしましょう」と提案したこともある。もちろん監督に「てめぇ、なめてんのか!このやろう!」と怒鳴られたけど。
 「甲子園で優勝できれば肩が潰れても本望」と言う人は多いけど、絶対にプロで長く活躍できた方が良い。アメリカでは「1週間で練習は20時間以内」「球数は何歳で何球まで」などと決められている。そうやって子供は大人が守る必要がある。

ここからリンクして見つけた桑田投手に関するページはここです。
http://www.narinari.com/Nd/20090311277.html
http://kuwata-masumi.cocolog-nifty.com/blog/2009/03/post-ea9b.html

これまで「俺は痛みがあってもそれをこらえて投げて直したんだ。」と語る野球指導者の姿を見てきましたし、父の周りでも多少痛みが合っても練習を休ませない中学校の顧問の先生、試合ができなくなるからと言って故障者を休ませない高校のクラブの顧問の先生の話、などを聞きました。

痛みは体に悪いことが起きている、ということを知らせているのです。それに逆らってスポーツを続ければどんなことが起こるか…

父もKANAに練習を強要してきたときもありました。痛みには気をつけていたもののオーバーワークになって体調を崩して休むようになってからしまったと思うのです。小学生は特に自分で痛みや体調不良などがわからないことが多いので、周りの大人がリードしてやって体を壊さないようにしていかなくては、と思います。

しかし桑田投手、体を壊さない予防の話のみならず、どうしたら成長していけるかと言う話もうなずけるもので、賢い人だなあと思いました。