継続することの悩み 小学生の間は…

うちの長兄、次兄、KANAの3兄弟、小学生の間は3人とも野球とスキーのチームに所属していました。そのほかは英語、習字、ピアノ(坊主たちは途中で…)、水泳(KANAだけは背が小さくて水没するために途中で…)をこなしていました。
中学生になって以降で一番ショックだったのは、次兄が中1のときに野球部とスキー部の両立ができなくなって野球部をあきらめたこと。http://d.hatena.ne.jp/hfji4198/20090201
中学生にもなればチーム事情など色々なことを考えるようになりますから、これはやむを得なかったと思います。
父がこれらの経験から思うこと:大人になっていくにあたって子供の無限大の可能性が、一つ一つついえていったり、ひとつのことを打ち込むために他のことをあきらめていったりしなければいけないことがあるでしょう。でも、少なくとも小学生の間に野球ひとつに決めるとか、どっちつかずになるから何かに集中できるように絞っていこうとか、考えて欲しくないのです。
小学生の間は、何がきっかけになってどう転ぶかわからない、ひとつのことに絞ると体の成長上良くない、などの理由から、すべて中途半端になったとしても継続して欲しい…、そう思っています。
大人の世界ではスペシャリストが求められますが、小学生の間はスペシャリストを目指すのではなくいろんなことをバランスよくこなして成長する場にしてほしい…、そう思っています。

KANAに当てはめると、一番喜んで積極的に取り組んでいるのは現時点では野球ですね。しかし自分でダメと思っていたスキーもラスキーナイターレースでタナボタの優勝をしてからガラッと変わったし、ピアノも普段は練習をいやいやしているくせに発表会が終わるとちょっと変わったりして…。続けていれば何かはあるけど、続けなかったら何も残らない。その残った何かはどの分野にでもの財産になるはずです。絞るのは中学生になってからでいいのでは