父の父との野球観戦

KANAの父の父は強烈な巨人ファンです。父が子供の頃は一家に一台しかないテレビで食後に巨人戦を見るのが当たり前でしたが、勝てばご機嫌になるものの負けるとかなり不機嫌になりました。この直後に近くにいて何か気に触ることを言おうものなら、いわれのない罵声を浴びせられるので、誰も家族のものは父の父に近づきませんでした。
これだけの巨人ファンですが、これまで球場に試合を見に行くことはほとんどありませんでした。なぜなら負け試合をテレビで見ているだけならテレビを消せばいいだけのこと、しかし球場に行けばなかなか帰ることができないからのようです。
さて昨日9月1日は富山のアルペンスタジアムで巨人対ヤクルトがありました。父の父はある方からネット裏の席を3枚もらったそうで、誰が行くか議論になりました。KANAの兄たちは辞退、父の母は空気を読む人ですからやっぱり辞退、父は仕事が終わりそうにない…
ということで、KANAとママと父の父という3人で球場に出かけました。

席はこのあたり

我が家の富山サンダーバーズNo.1によれば、照明灯が全部点灯していてサンダーバーズの試合のとき(いくつか点いていない所があるとのこと)より明るいと、違いをちゃんと認識していました。すごいです。
ママがダイスキな松本(笑)

我が家や父の母など誰もが父の父が気分よく試合を見てくれるのか、冷や冷やしていたこの試合、7回の裏が終わってこのスコアでしたが、

8回表にヤクルトが同点に追いつき、8回裏を終えた時点で球場をあとにしました。
父の父は一度も巨人が負けていた瞬間がなかったとのことで、誰もが恐れた火山噴火はなかったようです。一番安心したのはKANAかな?
帰ってきて宿題に励んでいました。こんな日にたくさん宿題が出ていたそうで、球場に行った他の野球部の友達も困っていたのでは。いつもより寝るのが1時間半遅かったので、今朝は起こすのに苦労しそうです。