ワックス -数年ぶりのチャレンジ- その1

父が競技スキーに熱中していた大学生の頃は、パラフィンのホットワックスを塗って冷やしてからスクラッパーで落とすだけでした。引退するころにスクラッパーで落とした後にブラシでこすると滑走面がきれいになるとのことで、ナイロンブラシを一つ購入。ここでワックスについての知識習得は終了。
その後長兄がスキー競技のクラブに入り、スキー競技を10年ぶりで再開した平成12年ころ、ワクシングについて父はこの10年の進化に驚きました。SWIXの黄色でもフッ素が入っているのといないのと…、そのほか見たこともない粉やペーストのスタートワックスがあったり、いったい何が何だか。まるで浦島太郎のようでした。この頃は寒風吹きすさぶ外でちょっと高いから滑るだろうと思って買ってきたSWIXの低フッ素入りのワックスで汚れ落としからホットワクシングまでしていました。今では考えられないことですね。
その後クラブに入って口コミの知識でホットワックスにはパラフィンとフッ素入りがあって、またスタートの時のみに塗る高い高いスタートワックスがあって、などと少しずつ成長していきました。しかしこれも所詮口コミの知識です。春になればどのレースでもザラメ雪に硫安をまいた状態だから塗るワックスはこれしかない、というような感じで1種類しかないのだよ、と思い込んでいました。
しかし、その道のプロの話は違うんですね。
続きは明日