中学選手権 試合後とKANAの今後のこと

試合後の昼食、交流センターはきっと人が多いだろうと思い、
KANAと父は違う場所に向かいました
なんと客はKANAと父だけ


KANAはラーメン、父はハンバーグカレーをオーダーし、
待つ間にKANAは、「ビデオ見せて」と…


クラブの子や他チームの同学年の子を撮影したあったビデオを
KANAはじっと食い入るように見ていました


一通り見て、「やっぱり遅いね…」と


昼食を食べながら「こっちのラーメンのほうがおいしいね」などと普通の会話をして…




帰宅してから夕食を食べながら、スキー談義
ビリが見えるような成績のKANAに対して、
ピアノや英語、習字でいっぱいいっぱいだからスキーはやめてもいいのではと考えているママが、
来年どうするの?の質問





KANAの答えは…




「出るよ」


「だって〇〇ちゃんといい勝負だし、あっちも負けんって言っとるし」



レベルの高い戦いではありません
でも、少なくともお互いを高めることにはなるでしょう





父が感じるのは…
KANAのスキーへの取り組みは、中学選手権へ出場している中では最低限のレベル
他の子たちはもっとすごい努力をしています
そんなことまでできない、努力をしても成績が出ない、だから続けられない…
このようにやめていく子がすごく多いですね
白か黒か、All or none、そうではなくて、
どんなレベルでも続けていれば、県ではダメでも市町村レベルでは、とか、
大学に入っても1部でなくてもその下でとか(父は〇学部だけというレベルの低い大会に青春をかけていました)、
きっと何かにつながると思うのです




父が続けてほしいと思う別の理由は、スキーを通じての友達…
去年話しかけてくれたある子は、今年もKANAに声掛けをしてくれました
別の子は視線は合うけど話ができず、
父は「野球の時は自分から挨拶するのがあたりまえと言われてきただろう、なぜそれができない」と言ったところ、
まあ、彼女なりに、何か、一言を…


こんなつながりを大事にしてほしいのです




例年スキーシーズンが始まる前は野球のことで頭がいっぱいになって、
スキーはどうしようかな、になるのですが、
シーズンが始まってしまうとスキーのことも続ける気持ちになるようです


いい成績が得られるわけでもありません
試合に対する取り組みも甘くて、他の志の高い選手に比べて恥ずかしい限りです
でも本人が続けたいと言う限り、やめさせる理由はありません
何かはつかんでくれることでしょう
まだサポートを続けようと思います




おそらく来年も子供用の用具でまかなえるので、用具代は同級生の半分で済むでしょうから(笑)