藤川投手も肘の手術 ‐いかに酷使しているか‐

先日のニュースで大リーグに移籍した藤川投手が右肘の靭帯再建手術を受けることが報道されていました
先シーズンはまだ大リーグで1球も投げていない和田投手がこの手術を受けています


大リーグに移籍する選手は、松坂投手を含めてこれだけ多くの選手がひじの手術を受けるというこの事実
皆さんはどう受け止めていらっしゃいますか?
(大丈夫な場合もあると反論される方もいるでしょうが、確率の問題です)




移籍直前まで肘の内側の靭帯がなんともなかったということはありません
投球を続けるという負担が、縄がちぎれていくように徐々に徐々に内側の靭帯を痛めていくのです
(父は単なる素人ではありません)


投げ過ぎがこのようなことにつながることは、
少年野球でも同じことです
(小学生は靭帯が切れるのではなく、成長軟骨を痛めるのですが)




調子の悪い巨人の沢村投手に対してこのようなネットニュースが載っていました


沢村自身は「きょうは何もないです。また次、頑張ります」と言葉少な。となると、川口和久投手総合コーチ(53)はどう対処するのか。


 とりあえず「投げ込みを週に1回(先発の前々日)しかやっていなかったので、増やします」と調整法の変更を提案。確かに頑丈さは沢村の取りえ。200球、300球投げようが、そう簡単に壊れそうもない。


 昨季限りで引退した下柳剛氏(45)は、ダイエー(現ソフトバンク)時代に“アイアンホーク”の異名を取った驚異のタフネス。若手のころは連日「試合の前後に投げ込み、試合でも中継ぎで登板」のパターンで制球難を克服したといわれている。


きっと数年後に沢村投手は肘の手術を受けることになるでしょう
(日本にいる間は見逃される可能性がありますが)




日本のプロ野球でもこの意識の低さ


子供に投げ込ませる、試合が多すぎる、
肘痛に悩む子を増やさないようにするためのハードルは高すぎる…