八尾ジュニア年末合宿:行き帰りの車中

私は全日程に参加できることなく、12月28日夜に富山を出てキューピットに宿泊し、29日に練習をして帰ってきたのですが、ちょうど同じ都合で28日の勤務が終わって行かれるあるお父さんがいたので、行き帰りはこの方に私の車に乗っていただきました。行きは話も弾みますが、帰りは疲れていることもあってちょっと話も途切れがちになります(KANAは友達と一緒に監督のキャンピングカーに乗り込んで不在)。CD聞きたいな−、先週借りたものは明日返却日だし今日聞かないと、とあせり始めました。とはいっても借りたCDは私が個人的に懐かしいと思っている超マニアックなものばかりです。う〜ん、困った、でもこの眠さには勝てん、このお父さんには悪いがマニアックCDに付き合っていただこう、と決心し、八神純子の初期の曲を集めたベスト版をかけて自分の世界に入ることにしました。

八神純子が「みずいろの雨」で売れ始めたのは私が中学生の頃でした。シングルで有名なところでは「パープルタウン」(盗作でちょっともめた)、「思い出は美しすぎて」、などかなと思うのですが、実は私は一番好きだったのは何の変哲もないメロディーの「想い出のスクリーン」なのです。

でも八神純子の魅力はアルバムのことを抜きには語れません。シングル「みずいろの雨」が含まれている「素顔の私」、シングル「ポーラースター」が含まれている「Mr.メトロポリス」、この2枚はかなり聴きこみました。本当にいい。この頃は比較的売れている頃ですのでまだ知っている方も多いかもしれません。でもちょっと人気にかげりが出始めた頃のアルバム「LONELY GIRL」と「FULL MOON」が私にとって八神純子のベストです。これらはカセットテープとして持っていましたが、今の車になって聞けなくなったし…、などと心の中であれこれ思いをめぐらせながら、高速道路の上を何とか眠くならずに監督の車の後をついていきました。

スキーの帰りの運転の眠気対策にはこれに限る、と一人で悦に入ってました。ごめんなさいUさん。