根性合宿:初日(5/10)、のメインイベント

スタートから下級生にまでおいていかれてすでにへこんでいるKANAに、今回の合宿の名前の由来になっている「根性」を試されるメインイベント、天狗山への登頂がやってきました。

標高2400mを超えるこの山にスキー板を担いで30分以上かけて登ることは、「根性」がないとできません。過去小学生低学年の子はほとんどが途中で泣いています。昨年2年生で初参加のKANAの同級生ライバルRUKIちゃんもお父さんに板を持ってもらって何とか登頂しました。KANAは昨年のRUKIちゃんよりも体が小さいし、なんといっても泣き虫なので私はKANAの板を持ってやっても登頂は不可能かもしれんと思いました。

今年の目標は自分の板を自分で担いで登頂することとしたRUKIちゃん、小学2年生ながら自分の板を自分で持って登ることを家で約束してきたSAKURAちゃん、板を持たず1人身軽ながらそれでも泣きそうなKANA、3人の挑戦が始まりました。

まず最初につまづいたのはSAKURAちゃん。スタート直後からスキー板をしっかりと持てず、早くもベソをかいています。それでも親は手を出しません。RUKIちゃんは一歩一歩しっかりと自分のペースでゆっくり進んでいきます。KANAは小さすぎてどこにいるのかわからんなと思って探してみると、板を持っていないとはいえなんと女子でトップのAYAKAちゃんと一緒にはるか上を歩いていました。

3年ぶりに天狗山を登る私の額にも汗が噴出しますが、それでもKANAに追いつけません。結局KANAは女子でトップで、しかも誰もが途中で泣くだろうという予想を裏切って、頂上に着きました。
立山カルデラをバックに疲れたと倒れこむKANA

第2グループでトップに上がってくるのは私も自分の目を疑ったSAKURAちゃんでした。

なんでも途中でお茶を飲んだとたんに元気になったとのこと。姉のASAHIちゃんや6年生のRIRIちゃん、RUKIちゃんを従えて女子3位でゴールでした。RUKIちゃんは最初から最後まで地道に確実に一歩一歩を踏みしめて目標を達成しました。

頂上での記念写真。


この時点でKANAは昨年のRUKIちゃんのように今度は自分で板を持って登頂しようという目標を立てました。とりあえずある程度の根性は見せてくれました。