父、主審に挑戦 その2

気持ちよく大きな声で「ストーライク」と宣言したい父の期待とは裏腹に、先頭打者、2番打者ともに初球を打つので、結構フラストレーションがたまりました。3番打者になってやっとストライクのコールが出来ました。
しかしストライク、ボールの見極めって…。マスクをしているので視野を遮られて見にくい。自分の中ではストライクゾーンは長方形と思っていたものの。実際にキャッチャーの後ろから見ていると低めは遠いので短い辺、高めは近いので長い辺となる台形というイメージ。想像していた以上にはるかに難しかったです。多少違っていても人から後ろ指をさされないような自信を持った態度を示せば大丈夫、というのは6年の経験から得た開き直りですが(笑)。
そのうちファールになった後はインプレーなのか、一度プレーが中断になるからまた「プレー」と宣告しなくてはいけないのか、などをコーチの方に教えてもらったりして、主審初心者は少しずつ成長していきました。
次回最終回。