スキーでの親の役割 -野球にむけて-

11月23日の熊の湯スキー場での写真です。

チームとしての練習が始まれば指導はコーチにお任せしますが、その前であるこの時期に子供と一緒にスキー場に行って、親はどうしているか。大別すると、1)子供と一緒に滑ってずっと指導する、2)コースの下で待ってAV機器を使って記録したりしながら指導する、の2タイプかと思います。写真で手前のネット付近にいらっしゃる方々が2)に相当します。リフト券は購入せず、滑らないので普通の長靴などを履いて、子供が滑ってくるとよかった点悪かった点を指導したり、時には撮影したビデオを見せてどこが言いか悪いか納得させたりしています。スキーに関してはこの指導をされているほうが子供の上達にはいいと思います。

野球ではこのようなことをされている方がやや少ないように思えます。子供に対して投げるときに肘が下がっている、と指摘して直させようとしても、画像で客観的証拠を見せていないと納得してくれないことが多いでしょう。
たとえば7月のKANA。この写真を見せてCocking phaseで伸びきってしまっている肘の使い方を直させました。

デジカメの連写モードでもそれなりの写真が撮れますし、もっと枚数を多くしたければデジタルビデオを使えばいいですし、ぜひ画像を子供に見せることによって欠点を理解させて、このシーズンオフの期間に子供達へのいい指導に結びつけれたらと思います。野球肘になる子が少なくなればいいですし…

明日は、じゃあ父はどうしたかの話です。