スキー場への往復について考える その1

父が小学生の間、両親は自分の子に何か得意なスポーツをつくってやりたいという気持ちから、自分達が滑らないにもかかわらず毎週日曜日は私達兄弟をスキー場へ連れていってくれました。両親はゲレンデ下の食堂をはしごしてコーヒーを飲みながら待っていたようでした。
中学生になると、土曜日の半日の学校が終わり次第、電車、バスを乗り継いであわすのへ。ナイターを滑り、平井山荘へ宿泊、翌日はリフトが止まるまで滑りまくっていました。
高校生になると宿泊することは減って、電車での日帰りがほとんどになりました。リフトが止まるまで滑った後は板と靴は平井山荘にオキッパーにして、立山駅まで走ったこともありました。
すなわち中学生になればスキー場への往復は自分達で公共交通機関を乗り継いでいくのが当たり前でした。
今はどうかというと…
ほとんどの親が車で送り迎えをするのが当たり前ですね。

明日へ続く