1,2年リーグ監督への夢

これまで3人のわが子の少年野球に携わってきましたが、実は一番盛り上がったのが1,2年リーグでした。

柔らかいボールを使って6人制の三角ベース、ティーで打って30mのラインをノーバンで越えればホームラン、転がって越えればツーベース、いくつアウトになっても打者一巡の6人が打っての5回戦なので一試合の最大得点が30点、というルールでした。


試合の方は低学年ですから子供達がルールをしっかり理解しているわけでなく、いろんなことが起こります。打球に対して守備全員が走り出す、打ってから三塁(正確には二塁)に向かって走りだす、キャッチャーのほうに向かって打とうとする、ランナーと打球を持ったファーストが一塁ベースに向かって走り出し片方がベースを踏んで片方が踏み外しさて判定はどっち、などなど、珍プレー続出です。
これを見ている親のほうもハラハラドキドキ、声援や拍手、時には罵声も飛び交って、それはそれはエキサイティングでした。
KANAが2年生のときの西田地方レンジャーズは、富山少年野球リーグのトーナメント戦、チューリップテレビ杯でベスト8まで勝ち進みましたから(今では信じられませんが)、このときの盛り上がりは忘れることができません。
さて野球素人の父、この1,2年リーグの頃は野球経験者のお父さんを差し置いてノックを担当していました。理由は柔らかい試合球に対してバットでノックをするよりもテニスラケットでノックするほうが正確にいろんな種類の球が打てて、父のテニスの経験が生かされたからです。子供達にノックをする…、快感でした(笑)
また試合中守備を終えてベンチに戻ってきた低学年の子達の監督の話に聞き入る姿勢や目、高学年の子と違った純粋さがあってかわいかったです。
というわけで、ノックもできて1,2年の試合の主審もこなしていた父はいつか1,2年チームの監督をしたいと思っています。レンジャーズの監督さんにも許可はもらっています。しかしKANAのときを最後にレンジャーズの低学年は6人未満の状態が続いているので、父の夢は実現しないままです(笑)
西田地方小学校の1,2年の子、父と一緒に試合に出ませんか〜
経験ゼロでも大丈夫ですよ。100回空振りしても三振にならないし、必ず打者一巡で攻撃が終わるのでエンドレスということはありませんから(笑)