6/4 富山少年野球リーグ 対 水橋大成タイガース その3 KANAの反省点

この試合での反省点について述べます。
まず打撃。KANAが1番バッターに起用されているのは、身長が小さくてストライクが入れにくいであろう、バントヒットが狙えるであろう、など、相手に対して揺さぶりをかけられるところにあると思います。逆にいえば体がない分相手に対して何らかの工夫がないと、いい結果が得られないのです。この日の1打席目、父も驚く三遊間をライナーで抜ける打球を打ちました。これでKANAは今日も打てるぞ、と感じたのでしょう。しかし2打席目は何の工夫もなく「打ちたい、打ちたい。」の気持ちで待つのみ。これでは相手も余裕を持って投げ込んできますし、そんなボールをヒットにできる技量もなく…
ですから、1打席目にいい当たりだったからこそ、2打席目は相手の意表をついてバントをするとかの工夫が必要かと思うし、打つにしても何か一ひねりがないとだめだと思います。
次に投げる方。これも体がない分、KANAに求めることは冷静な判断力、しっかりけん制を入れる相手へのプレッシャー、低めに投げるコントロール、などです。力の限りの球をただ投げ込んで通用するのは体の大きい本格派の子だけでしょう。
また画像を見直して気付いたところもありました。0点に押さえた2回裏の投球


9点を取られた3回裏の投球


フォロースルー期の右手の位置が明らかに違うことがわかります。左足への体重移動が十分にできていないことが原因かと考えました。いずれにしてもKANAがこの画像を見て、「ぜんぜん違うね。」と分かってくれたので、ランナーがいてもいなくても淡々と同じ気持ちで同じフォームで投げられるようになってほしいと思います。