野球肘予防のために その2 子供に画像を見せましょう

昨日は野球肘の予防のためにフォームに気をつけましょうと書きました。
ところで子供にここがおかしい、あそこを直さなくては駄目だ、と指摘するとします。絶対的な指導者に対しては素直に言うことを聞くこともありますが、結構あるのはこういうパターンです。
「もうわかっとるから。」
「前から注意しとるし、直ってきとるから。」などと言う反抗的な言葉…
自分ではよくなっていると信じていても、実際には変わっていないことも多々ありますね。で、画像を撮って子供に見せて、動かぬ証拠を突きつけると、さすがに子供は反抗できなくなります。


ちょっとかわいそうな部分もありますが、子供の上達や野球肘の予防のためには不可欠な部分です。なぜ指導者がいるのに…、と思われる部分もあるかと思いますが、ボランティアで運営されている少年野球では親御さんの協力が必要な部分もあります。是非お子さんの投球フォームをビデオやカメラで画像に残して、お子さんにここがダメだと直接提示しましょう。
スキーの世界では子供の滑っているときの画像を撮って子供に見せるのは当たり前です。野球ではそのような部分はやや少ないように思います。
KANAにはこれまで「もうやめて。」と言われるくらいに画像を見せてきました。ぜひ野球技術の上達のために、野球肘の予防のために、このような努力をしていただきたいと思います。