2/26 富山県学童選手権 その2

小学生の集大成であるこの試合のスタート順。2番(ゼッケン62)は優勝候補のA選手。3番(ゼッケン63)はこれまたKANAの同じクラブで勝手にライバルと決めていた優勝候補のB選手。KANAはこの優勝候補2選手直後の4番(ゼッケン64)スタートでした。
父がずっと応援していたB選手が斜面を下りてきます


そしてゴール

カメラマンのママはKANAの滑りをとらえようとゴール前斜面の上にカメラを向けました

そしてKANAが降りてくる姿をとらえるべく、ずっとカメラを斜面上部に向けていました

カメラが選手をとらえていない時間は1分を超えました。選手が降りてきません。やっと降りてきた選手をママが手にしたビデオが捕らえましたが、レーシングワンピースの色がKANAのものとは違っていました。

KANAはあまり人が見ていない緩斜面で、ポールに当たってストックが外れそうになって…、転倒したとのことでした。痛恨のDF…
前日のチルドレン選手権で攻める気持ちが足りずに負けたことを反省して、恐らくこの日は攻めたのでしょう。攻めた結果の名誉の勲章?

目標通りに結果を残した子もいますが、これはごくわずか。守りに入って平凡なタイムで負けることもあれば、攻めに出てゴールできずにタイムすら残せないこともあり…、この2日間でまさにスキー競技の醍醐味を身をもって体験したことと思います。
どんな結果であっても、何かを感じてくれればいいと思っています。父はKANAがDFでゴールに降りてきた直後に電話で話をしました。KANAは叱られるのではないかとびくびくしていたようでしたが、「頑張ったんならいいよ」といったところ、一瞬ですが涙で声が詰まっていました。スキーの試合の結果のことで涙が出たのであれば、それで合格でしょう。これまでそんな感情を見せたことはなかったのですから…