女子野球中高生の部全国大会を終えて -KANAのこと-

男子であれば、中学生でも高校生でも最低5試合くらいを勝ち上がらないと出場できない全国大会に、
女子だからということでたった1回勝てば出場できるという敷居の低さ
それでもこの大会を通じて得るものは大きかったと思います




素人ながら書かせていただくと、


チーム力を上げていくためのアプローチとして、
1)個人の能力をどんどんあげていって結果的に全体の力をアップする
2)チーム全体としてまとまった動きをして、全体の力を上げていく


ここしばらくうちのチームを見ていて、こう感じました


今回2)については、試合の直前は全体練習が多くされたし、
指導者のいない平日に富山県内のあちこちから自分たちで自主的に集まって、
練習したことがKANAにとって非常に良かったと思います




では、1)についてはどうなのか?


まず体力面からいえば、酷暑の2試合目に登板することがわかっていたのだから、
それに対する準備ができていたのか?
それ以前に、いつ試合に出るにせよ日頃から暑さに対してどう対応するか考えていたのか?


そして精神面からいえば、
快投できた全国大会予選は2試合中1試合でも勝てばいい状況での1試合目の登板であり、
今回は負ければすぐ敗退となる全国大会の本戦であり、
この違いを考えていられたのか?




男子たちなら、もっと厳しい状況で野球をしているので、
それに比べれば、本当に、本当に、まだまだ甘いと思います




ただ、これまで約8年間野球をやってきて、
あまりにもよく泣くKANAがグラウンドで涙を落としたのは、
自分がうまくできなくて、あくまで自分が悔しかった時だけでした


それが今回はちょっと違いました


今さらながらで遅いのですが、そこが成長したところかと…




来年に向けて、もう準備をしていかないと…
頑張らんと…