小4のドッジボールを見て感じたこと、考えたこと −野球とスキーに向けて− その2

ドッジボールでついたような序列が野球やスキーとどう結びつくか。
大体は運動神経に比例しますから、この序列が野球でも当てはまりがちです。上の学年と一緒に出る試合に4年生で出られるのは2,3人でした。しかし父が思うKANAの序列に比べて、先シーズン思った以上に試合に出させていただきました。これは父が思うにKANAが守備や状況判断力に長所があったためかと思います。一方KANAはまったくといっていいほど打てないので、打撃重視の試合ではKANAは控えに回って違う子が出場することになります。すなわち場面によって、試合によってこの序列が崩れることが多々あるわけで、これが野球の面白さだと思います。実際KANAの同級生を見ても、バッティングだけなら負けないぞ、機敏な動きはだめだけどフライをとるのはうまい、などいろいろな才能を子供自身で考えていますし、それを監督がポジションやメンバーチェンジによって生かせると思うのです。
一方スキーのほうは小学生で出場できる試合は富山ではタイムを計測するアルペンスキーのみと言っても過言ではありません。スキー競技の種類としてはアルペンスキーをスピードスケートにたとえれば、形の美しさを競うフィギュアスケートに相当する基礎スキーや、上村愛子で有名なモーグル競技は、試合数も少なくなかなか難しいものがあります。しかもアルペンスキーでは結果がタイムという絶対的なもので出ますから、より序列がはっきりしてしまいます。いつも試合に出られるのはいいことなのですが…
野球部の子達が序列ということを考えることは少なく見えるのは、守備やバッティングなど違う才能を発揮できるからなのかな、それに比べてスキーは序列がつきすぎて子供達にとってつらいかな、などと考えております。
KANAにも最近このようなことを考えさせる発言がぽつぽつとあります。
じゃあどうなればいいのか、については明日